TensorFlowとKerasを使ってMNISTの手描き文字認識をやってみる

 

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こんにちは。株式会社マックスネット 人工知能・AI開発チームのIsoです。
今回はTensorFlowとKerasを使って、MNISTの手描き文字認識をやってみましょう。

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さて今回はTensorFlowとKerasを使ってMNISTという手描き文字認識をやってみたい。
ちなみにMNISTとは6万件の学習データセットと1万件の評価データセットが含まれており、学習データセットには正解ラベルも付与されている。
手描きで書かれた8という数字には、ラベルとして8が付いているといった具合だ。
このMNISTってやつは、プログラミングのHello worldみたいなもので、機械学習をやると必ず一度は通る道になっている。

さて、Kerasには始めからMNISTのデータセットを読み込み、学習データと評価データに分ける機能も組み込まれている。
そのため、こういったテストの類は非常に使いやすい。

ちなみに、TensorFlowとKerasのインストール方法は、詳しく書かれたサイトがたくさんあるので、
「TensorFlow インストール」 「Keras インストール」などで検索をかけてほしい。

それではインストールしたと仮定して、MNIST認識のコードはこちら。
下記コードを適当な名前で保存して(ここでは test_mnist.py)、python3で実行する。

ざっくりとしたコメントを書いておいたのでご参考までに。

さて、では実行をしてみよう。
$ python test_mnist.py
(環境によっては、
$ python3 test_mnist.py )

どうでしょう。
$ acc: 0.9761

正解率97パーセント超えなので、まずまずといったところ。
このパーセンテージだと人間を超えた感じですね。

実行時の動画はこちら↓

TensorFlowとKerasのコンビは、kaggleコンペなどでもよく使われているセットなので、この機会にマスターしておきましょう。

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